研究課題/領域番号 |
26860178
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
山嵜 博未 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20720915)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | アミノ酸飢餓 / 酸化ストレス / GCN1 / Nrf2 |
研究成果の概要 |
本研究では、アミノ酸飢餓応答因子GCN1のマウス個体における役割を明らかにするため、GCN1欠失マウスの解析を行った。GCN1欠失マウスは、胎生11.5日以降に成長遅延を呈すること、呼吸不全のため出生後に致死となることが明らかとなった。また我々は、酸化ストレス応答性転写因子Nrf2がGCN1と結合することを見出していたが、アストロサイトーマ細胞においてGCN1はNrf2の標的遺伝子であるヘムオキシゲナーゼ-1の発現誘導に必須であることを明らかにした。以上のことから、GCN1は個体の発生および成長に必要不可欠であること、GCN1とNrf2は協調的にストレス応答にはたらくことが示された。
|