研究課題/領域番号 |
26860200
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
大石 路子 国立研究開発法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 研究員 (80454875)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 幹細胞老化 / 分泌因子 / T細胞分化 / 免疫老化 / T細胞 / 胸腺上皮細胞 / パラビオーシス / 抗老化因子 / MSC / 老化 |
研究成果の概要 |
間葉系幹細胞(hematopoietic stem cell;MSC)の分泌因子であるGdf6をMSCの機能回復分子として同定した。Gdf6は老齢マウス由来MSCの骨芽細胞分化能を回復させ、ノックダウンにより脂肪細胞分化を阻害した。さらにGdf6を強制発現するレンチウイルスを老齢マウス腹腔内投与すると、末梢血の老化フェノタイプであるミエロイドの増加が抑制されB細胞の割合が増加した。さらに、Cardiotoxinによる筋損傷への回復能がGdf6投与群で有意増加し、eMHC陽性新生筋細胞が若齢マウスと同等に増加した。また、脳室下帯から線条体に至る広範囲にSOX2陽性の神経前駆細胞が増加していた。
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