研究課題/領域番号 |
26860208
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
加藤 泰介 新潟大学, 脳研究所, 特別研究員 (30598496)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | TGFβ / small vessel disease / CARASIL / HTRA1 / smooth muscle cell / pericyte / TGFβシグナル / 脳小血管病 / 細胞外マトリクス / TGF-β / 血管平滑筋細胞 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、TGFβシグナルの亢進が、脳小血管病態を引き起こすか否かを明らかにすることである。本研究により、TGFβ1過剰発現マウスの脳小血管は脳小血管病患者に類似した構造学的変化を呈することが明らかとなった。加えて、遺伝性脳小血管病の一つであるCARASILの原因遺伝子:HTRA1のノックアウトマウスの脳小血管では、TGFβをTGFβ1と結合し、シグナルを調節するLTBPの上昇が認められた。 これらの結果は、HTRA1喪失下に、脳小血管でTGFβ1シグナルが亢進する分子メカニズムを、初めて明らかとしただけでなく、TGFβ1シグナルの亢進が実際に脳小血管病類似の症状を惹起することを証明した。
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