研究課題/領域番号 |
26860212
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
小松 正人 徳島大学, 疾患プロテオゲノム研究センター, 助教 (50531753)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | TNBC / 核内PAG1 / PARP1 / トリプルネガティブ乳癌 / プロテアソーム構成因子 |
研究成果の概要 |
トリプルネガティブ乳癌(以下TNBC)は高悪性度乳癌の一つであるが、いまだ詳細な増殖機構は未知の部分が多い。遺伝子発現解析や免疫組織学的解析により、核内にPAG1(プロテアソーム構成分子のひとつ)という分子が高発現するTNBC症例の生命予後が不良であったことより、核内PAG1の機能について探索を行った。核内PAG1に結合しうる分子を解析したところ、PARP1が核内PAG1に結合しうることを見出した。PARP1はDNA複製に関与する分子で、PARP阻害剤は乳癌治療に臨床応用されつつある。従って、PAPR1に対し核内PAG1が結合することで、PARP阻害剤の感受性を変化させる可能性も示唆された。
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