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脂肪細胞エクソソームへの選択的タンパク質取り込みメカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 26860216
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

佐野 宗一  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 医員 (80647884)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードエクソソーム / 脂肪酸合成酵素 / 質量分析
研究実績の概要

タンパク質がエクソソームへ取り込まれる際の選択性の仕組みを解明すべく、これまでの研究により選択的に脂肪細胞由来エクソソームへ取り込まれることが明らかとなっている脂肪酸合成酵素(FASN; Fatty Acid Synthase)を用いて解析を行った。申請書に示したように、FASNの8つのモジュールにそれぞれHaloタグが融合したタンパク質を発現できるベクターを作製し、293T細胞に過剰発現させることでエクソソーム内に取り込まれたモジュールを検索する実験を行うべく、ベクターを作製した。候補モジュールの同定を行い、申請者の米国留学につき、欠失変異体を用いた実験など、その後の実験は申請者の後任が継続予定である。また、脂質合成酵素群のエクソソームへの取り込みを制御する新規分子を同定すべく HaloTag-FASNの全長を過剰発現したHEK293T細胞から、Halo結合レジンにてHaloタグ融合タンパクを精製し、結合タンパク質の質量分析計での同定を試みたが、同定されたのはFASN分解産物のみであった。
また、研究を行う過程で、申請者は、これまで脂肪細胞由来エクソソームに含有されていると報告されてきたAdiponectinが、実は脂肪細胞由来エクソソームには含まれておらず、T-cadherin陽性エクソソーム(申請者は筋細胞由来と考えている)に結合する形で血液中に存在することを新たに見出した。この知見は科学誌に報告予定である。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-04-04   更新日: 2016-06-01  

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