研究課題/領域番号 |
26860221
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
佐藤 礼子 東京薬科大学, 生命科学部, 助教 (90469966)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | メラノーマ / 神経冠 / 薬剤耐性 / Eカドヘリン / 神経冠形成遺伝子 |
研究成果の概要 |
本研究は、神経冠形成に必要な遺伝子群の中からがん悪性化に寄与する遺伝子を同定・機能解析し、がん悪性化の分子機構を解明することを目的としている。申請者は神経冠形成遺伝子を対象としたsmall interfering RNA スクリーニングを行い、メラノーマ細胞の悪性形質を促進する候補遺伝子を選抜した。その中の一つの神経冠形成遺伝子について作用機序の解明を進め、この遺伝子がメラノーマで高発現し、脱分化、生存、運動能、薬剤耐性の亢進に寄与していることを明らかにした。これらの結果は、同定したメラノーマ悪性化因子の阻害がメラノーマ治療に有効であることを示唆するものであり、非常に意義深いと考えられる。
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