研究課題/領域番号 |
26860236
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
大越 忠和 福井大学, 医学部, 助教 (90362037)
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研究協力者 |
内木 宏延 福井大学, 医学部, 教授 (10227704)
長谷川 一浩 福井大学, 医学部, 助教 (60324159)
小澤 大作 福井大学, テニュアトラック推進本部, 助教 (60554524)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アミロイドーシス / β2-ミクログロブリン / 細胞毒性 / 滑膜細胞 / エンドサイトーシス / リソソーム / 滑膜線維芽細胞 / 血液透析 / 透析アミロイドーシス |
研究成果の概要 |
本研究では、透析アミロイドーシスにおいて、β2-mアミロイド沈着が骨・関節破壊を引き起こすメカニズムを明らかにするため、β2-mアミロイド線維の滑膜由来培養細胞に対する細胞毒性メカニズムを解析した。β2-mアミロイド線維は、滑膜細胞に対し毒性を発揮し、エンドソームやリソソーム内にアミロイド線維が取り込まれており、その一部では取り込まれた線維によりエンドやリソソーム膜が破壊され、アミロイド線維が細胞質内に漏出していた。β2-mアミロイド線維はエンドサイトーシスにより細胞内に取り込まれ、さらにエンドソーム/リソソーム膜を破壊することで滑膜細胞の壊死やアポトーシスを引き起こすものと考えられた。
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