研究課題/領域番号 |
26860246
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
江本 桂 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (40570859)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | primary cilia / 膵癌 / 悪性度 / 腫瘍形成能 / 細胞株 / RNAi / 癌細胞株 / 膵がん / Primary cilia / 病理学 / 人体病理学 |
研究成果の概要 |
本研究では、膵癌細胞が発現し得る細胞小器官、primary ciliaに注目した。我々はprimary ciliaを有する膵癌が悪性度が高いことを示したが、そのメカニズムは不明であった。我々はRNAi法を用いて、primary cilia形成に必要な分子(IFT88, KIF3A)がin vitroでのコロニー形成能やin vivoでの腫瘍形成能に寄与することを見出した。 本研究結果は、極性の乱れは少ないがリンパ節転移は多いというprimary cilia発現膵癌の特徴をよく反映したものであった。本研究成果は高悪性度の膵癌のメカニズム解明や新規治療ターゲット開拓への寄与が期待される。
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