研究課題/領域番号 |
26860260
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
倉部 誠也 浜松医科大学, 医学部, 助教 (60466737)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 質量顕微鏡 / 胃癌 / フォスファチジルコリン / 抗がん剤 / iMScope / 大腸癌 / Akt |
研究成果の概要 |
今回、我々は質量顕微鏡装置iMScope(島津製作所)を用いて胃癌および非癌部組織サンプルを対象とし、抗癌剤候補をスクリーニングした。その結果、2種の異なるアシル鎖構成を持つフォスファチジルコリン(PC-34:2とPC-36:4)が有意に胃癌で発現減少していた。同定したPC-34:2は5つの胃癌細胞株の増殖を抑制した。一方で、正常なNIH3T3細胞の増殖はPC-34:2により全く影響を受けなかった。さらに、上記のPCを産生することが知られているLPCAT3の過剰発現により胃癌細胞株MKN-28の増殖が抑制された。
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