研究課題
若手研究(B)
通常飼育においてProgranulin(PGRN)・ApoE double KOマウス(DKO)は手足の関節腫脹や皮膚炎はApoE KOマウスに比して早期から有意に発生率が高く、寿命も有意に短いことから、DKOマウスが全身性慢性炎症・早老症の新規モデルマウスになりうる可能性が考えられた。またPGRNの抗炎症作用の機序としてこれまでにTNF受容体(TNFR)のアンタゴニストとしての役割が報告されているが、TNFR KOマウスの検討によりTNFR以外の作用機序がある可能性を示した。マクロファージから分泌されるPGRNの持つ抗動脈硬化作用やPGRN結合HDLの抗酸化作用なども明らかにした。
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Methods in Molecular Biology
巻: 未
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Metabolism
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