研究課題/領域番号 |
26860268
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
加藤 貴史 近畿大学, 医学部, 助教 (40573423)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | HGF / 肺胞上皮細胞 / 三次元培養 / 非浸潤 / 3次元培養 / 肺腺癌 |
研究成果の概要 |
不死化したヒト肺上皮細胞株HBE135E6E7細胞を肺組織由来ヒト線維芽細胞(MRC-9)とマトリゲル中で三次元培養し、細気管支/肺胞構造に類似した房状分枝構造を作出した。線維芽細胞ではHGFの発現が顕著に高いため、HGF中和抗体を加えると、モデル構造が抑制された。またチロシンリン酸化Metに関しては低分化型腺癌より高分化型腺癌で、より多く陽性症例が見出した。つまり、非浸潤性肺腺癌ではHGFが形態形成に関与している。さらに、肺組織特異的幹細胞であるBASCでのMetの発現は非常に高いことが分かった。そしてBASC、ATII細胞からATI細胞へと分化していくとMetの発現が減少していた。
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