研究課題/領域番号 |
26860281
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
尾花 望 筑波大学, 生命環境系, 助教 (00722688)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | クロストリジウム属細菌 / バイオフィルム / IV型線毛 / 温度変化 / ウェルシュ菌 / IV線毛 / 付着 / RNA切断 |
研究成果の概要 |
ウェルシュ菌は芽胞のみならず微生物集合体であるバイオフィルムを形成することによって種々の環境ストレスに耐性を獲得している。本研究の微生物の細胞外構造体であるIV型線毛が本菌のバイオフィルム形成やバイオフィルム形態制御および基質への付着性に関与することが明らかとなった。IV型線毛遺伝子の発現は温度によって制御されており、宿主体内温度ではその発現が増強し、付着活性が増す一方で、低温条件下ではその発現が減少し、バイオフィルムマトリクス産生が増強することによってストレス耐性能が上昇した。つまり、本菌は外界の温度を感知して、IV型線毛の発現を厳密に制御することによって環境適応していることが示唆された。
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