研究課題/領域番号 |
26860287
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 金沢大学 (2015-2016) 大阪大学 (2014) |
研究代表者 |
油谷 雅広 金沢大学, 医学系, 助教 (20648810)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 細菌毒素 / ボツリヌス症 / 食中毒 / 感染機構 |
研究成果の概要 |
ボツリヌス菌が産生するボツリヌス神経毒素(BoNT)は、重篤な食中毒である食餌性ボツリヌス症を引き起こす。BoNTは無毒タンパク質(NAPs)と複合体を形成し、NAPの機能によって宿主腸管から効率よく吸収される。本複合体はpH 7.0以上の緩衝液中でBoNTとNAPsに解離することから、弱アルカリ性である宿主腸管でも解離すると考えられてきた。 本研究では、宿主腸管に存在する宿主由来因子が、弱アルカリ性環境下で本複合体の解離を阻害することを明らかにした。このことは、宿主腸管内でも本毒素複合体が解離しないことを示唆しており、本研究によってボツリヌス食中毒の発症機構における重要な知見が得られた。
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