研究課題/領域番号 |
26860293
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 京都大学 (2015-2016) 宮崎大学 (2014) |
研究代表者 |
村瀬 一典 京都大学, 医学研究科, 研究員 (40710869)
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研究協力者 |
白石 宗 札幌医科大学医学部, 微生物学講座, 助教
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 外膜小胞 / 国際共同研究 / HlyF / グラム陰性細菌 / 国際情報交換(フランス) |
研究成果の概要 |
外膜小胞(OMV)は、大腸菌をはじめとする多くのグラム陰性菌が産生する20-250 nmの細胞外膜由来の小胞であり、内包する様々な細菌由来分子を宿主細胞へと輸送する。一方、OMVをワクチンとして利用することも可能であり、近年、ワクチン開発への応用面からも注目が集まっている。 本研究では、腸管外病原性大腸菌が有するhlyF遺伝子が、OMVの産生誘導に関与することを明らかにした。また、その形成機構が外膜構成成分のひとつであるリポ多糖の構造に深く関与することが示唆された。本研究成果から、hlyF遺伝子の誘導によりOMVを大量に産生することで、効率的なワクチン開発が可能となると期待される。
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