研究課題/領域番号 |
26860296
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
名木 稔 国立感染症研究所, 真菌部, 研究員 (60711687)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | マイトファジー / ATG32 / オートファジー / 病原真菌 / 酵母 / ミトコンドリア / Candida glabrata / 病原性 / カンジダ / 鉄欠乏 / Candida |
研究成果の概要 |
病原酵母Candida glabrataにおけるマイトファジーの活性化条件の探索を行い、鉄欠乏条件でマイトファジーが活性化することを見出した。鉄欠乏条件におけるマイトファジーには、出芽酵母と同様、ATG32が必須であった。ATG32遺伝子破壊株を用いた解析により、ATG32は、鉄欠乏条件でのミトコンドリア機能維持に必要であること、鉄欠乏条件での長期間生存に重要な役割を果たしていること、マウス病原性に関与していることを明らかにした。C. glabrataのマイトファジーは鉄欠乏環境および宿主臓器内における生存に関与しており、病原性に重要な役割を果たしていることが示唆された。
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