研究課題/領域番号 |
26860302
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2015) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
芳田 剛 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (00727521)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | HIV-1 / レトロウイルス / 抗ウイルス蛋白質 / BST-2/tetherin / ウイルスの進化 / 霊長類 / エイズ / 種差 |
研究成果の概要 |
エイズの原因ウイルスであるヒト免疫不全ウイルス(HIV-1)の起源は、チンパンジーのウイルスであると考えられている。ヒトを含む動物は、ウイルス感染に抵抗するウイルス蛋白質を備えているが、ウイルスは変異し、それらから逃れる。 本研究は、HIV-1がヒトの抗ウイルス蛋白質BST-2から逃れる際、ウイルス蛋白質VpuをBST-2に結合させることを明らかにし、両蛋白質の結合部位を同定した。チンパンジーのウイルス(SIVcpz MB897株)のVpu蛋白質はヒトBST-2と結合しないことを明らかにしたため、HIV-1に進化する際にVpuはヒトBST-2との結合する能力を獲得したと推測される。
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