研究課題
若手研究(B)
本研究の登録者は331名、輸血後及び産後に不規則抗体検査を実施した被験者は257名(実施率78%)であった。陽転化は赤血球製剤を輸血した被験者で4名(3.3%)、産後の被験者で陽転化例は認められなかった。陽転化例の内訳は、抗E、抗Jka、抗C、抗Leaが各1例検出された。性別は3例が女性、妊娠歴は2例、他1例は今回初出産であった。今後のpilot研究の課題は、不規則抗体の真の陽転化率を明らかにすることである。追跡する母集団を見直し、現在のプロトコールを改定する。その後、不規則抗体調査研究グループより参加施設を募集し、多施設共同研究のpilot研究を実施する。
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