研究課題
若手研究(B)
トリプトファンの代謝産物であるキヌレニン(KYN)の血中および脳脊髄液中濃度の上昇とうつ病の重症度には関連があることが明らかになっている。うつ病の血液生化学的診断マーカーとしての応用を目指してKYN酵素的測定法の開発を行った。バキュロウイルス・昆虫細胞発現系を用いて、KYNを代謝する酵素であるキヌレニン3-モノオキシゲナーゼ(KMO)およびキヌレニンアミノトランスフェラーゼ2(KAT2)の組換え型酵素の精製に成功した。さらに、これらの酵素を用いた試料中KYNの酵素的測定法の開発に成功した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件)
Neuropharmacology.
巻: 印刷中 ページ: 264-274
10.1016/j.neuropharm.2016.01.011