研究課題/領域番号 |
26860385
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
渡辺 俊 北里大学, 薬学部, 助教 (50415337)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | スフィンゴ脂質 / ガングリオシド / 疼痛 / 鎮痛 / 糖脂質 / シアル酸 |
研究成果の概要 |
スフィンゴ糖脂質は脂質二重層を構成する脂質の一種である。特にシアル酸を持つスフィンゴ糖脂質であるガングリオシドは神経組織に多く存在し、重要な機能を担っている。しかし、疼痛との関わりは不明な点が多い。申請者らは以前にガングリオシドが皮膚においてグルタミン酸シグナルを介して痛覚過敏を引き起こすことを報告した。本研究では神経障害性疼痛や炎症性疼痛においてガングリオシドがどのように変化するか検討を行い、炎症性疼痛の皮膚においてガングリオシドが増加することを示した。さらに、シアル酸分解酵素により炎症性疼痛を緩和されることを見出した。以上から、痛覚異常時にガングリオシドが関与している可能性が示唆された。
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