研究課題/領域番号 |
26860390
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 熊本保健科学大学 |
研究代表者 |
申 敏哲 熊本保健科学大学, 保健科学部, 准教授 (70596452)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ボツリヌス毒素 / A2NTX / BOTOX / 鎮痛効果 / 急性疼痛 / 慢性疼痛 |
研究成果の概要 |
A型ボツリヌス毒素の鎮痛作用機序を検討した。BOTOXとA2NTXは1U/site以上で運動能力に影響した。CFA炎症ラットではBOTOX、A2NTXは痛み刺激に対して同様の鎮痛効果を示したが、炎症性の浮腫には無効であった。しかし、その鎮痛作用は抗毒素により抑制された。また、中枢作用の検討ではCFA注入群で増加したc-Fos発現がボツリヌス毒素によって抑制された。しかし、TNF-αの発現では影響与えなかった。A型ボツリヌス毒素注入群でAd、C線維の伝導速度が有意にCFA群より遅かった。これらの結果から、A型ボツリヌス毒素は中枢神経に作用し、抗炎症作用はなく抗侵害作用のみを持つことが示された。
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