研究課題/領域番号 |
26860417
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
頼藤 貴志 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (00452566)
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連携研究者 |
眞田 敏 (加戸 陽子) 広島文化学園, 子ども学科, 教授 (60098126)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メチル水銀 / 食中毒 / 健康影響 / 神経認知行動学的検査 / 神経学的身体所見 / 日常生活動作 / 疫学 / 環境保健 / 水俣病 / 神経認知機能 / ADL評価 / 認知機能 |
研究成果の概要 |
環境物質による大規模な食中毒事件として、水俣病(メチル水銀曝露)が知られており、特に、胎児期に曝露された胎児性水俣病患者という存在は水俣病を伝える象徴として、国内のみならず、国外でもよく知られている。しかしながら、胎児性水俣病患者がどのような臨床経過をたどっているか、胎児性水俣病患者よりも曝露量は少ないが、胎児期に低~中程度に曝露された住民がどのような認知機能の障害を呈しているかは明らかではない。今回の研究期間内で、50から60歳代になった胎児性患者の日常生活動作がこの10年間で急激に低下していること、また低~中程度の曝露を受けた住民も高次脳機能への影響を受けていることが示唆された。
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