研究課題/領域番号 |
26860450
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
中村 朋史 国立感染症研究所, その他部局等, 研究員 (90446881)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ポリオウイルス / 環境サーベイランス / レセプター結合型ビーズ / 次世代シークエンス / ポリオ / 直接検出 / サーベイランス |
研究成果の概要 |
陰電化膜およびPVR-MBの併用により、PVを約5000倍に濃縮することが可能であった。また、カプシド全領域増幅法を試したところ、目的断片(約4.0 kbp)の良好な増幅がみられ、その後に行ったリアルタイムPCRおよびNGSにおいてもPVを高感度かつ正確に検出可能であった。本手法を用いてPVの存在が疑われるパキスタンの河川水の解析を行った。NGSを用いることにより、増幅された断片中に含まれるPVおよび非PVエンテロウイルスを一括して検出・解析できることに加え、ウイルス同士のリコンビネーション等も検討可能であった。環境サーベイランスにおける本手法の有用性が強く示唆された。
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