研究課題/領域番号 |
26860466
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
姫宮 彩子 (白鳥 / 白鳥 彩子) 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90593301)
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研究協力者 |
劉 金耀 山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (60379956)
藤宮 龍也 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50219044)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アルコール性肝障害 / 高血圧 / 交感神経系 / 高血圧自然発症ラット / 肝星細胞 / 慢性飲酒 / SHR |
研究成果の概要 |
本研究では、高血圧自然発症ラット(SHR)と正常血圧ラット(WKY)を用いてアルコール性肝障害への高血圧の影響について検討した。その結果、SHRではWKYと比べ、慢性アルコール投与によってより高度の肝機能低下を伴うアルコール性脂肪肝および肝線維形成を生じ、活性化星細胞やTNF-α、TGF-β1、コラーゲン等の炎症・線維形成関連因子、アドレナリン作動性α受容体、ニューロペプチドY、チロシンヒドロキシラーゼ等の交感神経関連因子の遺伝子あるいは蛋白発現量の増加を認めた。以上より、高血圧と慢性飲酒は交感神経活性の相乗作用によって、相互に増悪因子として影響している可能性が示唆された。
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