研究課題/領域番号 |
26860488
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2017-2018) 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2014-2016) |
研究代表者 |
菊地 裕絵 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 病院 心療内科, 医長 (10581788)
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研究協力者 |
吉内 一浩
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 摂食障害 / 食行動異常 / 日常生活下調査 / EMA |
研究成果の概要 |
摂食障害は食行動異常を特徴とする疾患群で、行動面と心理面身体面が相互に関連する。本研究は、日常生活下調査を用いて生態学的妥当性の高いデータに基づき、摂食障害における食行動異常の関連要因や背景基盤を明らかにすることを目的とした。その結果、食事摂取量と食前の渇望度や自律神経指標の関連や、食事前後の渇望度の変化と摂取エネルギー量の関連、細胞間質液グルコース濃度と心理指標・食欲の関連が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果はこれまで患者の想起に基づき評価されていた病態を日常生活下の生態学的妥当性の高いデータに基づいて定量的に示した点で重要なものである。また、摂食障害治療においても日常生活下で随時状況に適応した介入を提供するjust-in-time adaptive intervention(JITAI)が期待されており、今回の成果はJITAIにおける治療標的の同定につながるものと考えられる。
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