研究課題
若手研究(B)
本研究では、血液メタボロミクスを用いた膵がん診断手法を開発し検証した。GC/MSとLC/MSを組み合わせることで、約600成分を測定対象とし、うち分析再現性が良好な236成分を評価対象とした。膵がん患者と健常者の各15検体を比較すると、75成分に有意差が認められ、多重ロジスティック回帰分析によってMannoseと1,5-Anhydro-D-glucitolを組み合わせたモデルは、ROC-AUC0.951、感度100%、特異度80%であった。このモデルを別の膵がん44検体、健常者44検体に当てて検証すると、感度72.7%、特異度84.1%であり、膵がん検出能に優れていることが確認できた。
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Biomarkers in Medicine
巻: in press
Metabolites
巻: 4 号: 3 ページ: 547-571
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120005619642
PLoS One
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