研究課題/領域番号 |
26860518
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
酒井 英嗣 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (30600233)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 大腸癌 / 遺伝子変異 / 大腸発癌 / DNAメチル化 / de novo癌 / LST |
研究成果の概要 |
我々は大腸De novo癌の進展に関わる遺伝子異常を包括的手法を用いて解析した.まずメチル化解析を行ったが,LST-NGは低メチル化であった.また,エクソーム解析を用いた遺伝子変異の解析では,LST-GでKRAS変異を含め,RTK/RAS経路に関わる遺伝子変異が多く見られた.APC変異は腺腫でも癌でも高率に見られたことから,発癌経路のかなり早期に関わる遺伝子変異と考えられた.また,TP53変異はLST-NGの癌症例に特異的に見られた.LST-NGでは粘膜内にとどまる早期癌の段階でTP53変異を認めたことから,LST-NGの癌化における重要な遺伝子であると考えられた.
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