研究課題
若手研究(B)
心疾患と血清IgG4値の関連を検討した。血清IgG4値は、冠動脈低輝度プラークや心臓周囲脂肪と関連を認めた。冠動脈造影で有意狭窄のない症例のうち、血清IgG4値が高値の症例では、その後の心血管イベント発生を高率に認めた。また、経皮的冠動脈形成術施行症例では、血清IgG4値の高値は、冠動脈治療後の死亡や急性冠症候群、脳卒中、標的血管再血行再建に対し、古典的冠危険因子や血清hsCRP値と独立した予測因子であった。IgG4関連免疫炎症学的機序が、冠動脈硬化の生成や進展に関与する可能性が示された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 2件)
J Cardiol
巻: 67(3) 号: 3 ページ: 254-61
10.1016/j.jjcc.2015.05.012
巻: 65(2) 号: 2 ページ: 150-6
10.1016/j.jjcc.2014.04.015