研究課題/領域番号 |
26860568
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
西原 正章 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 共同研究員 (70641017)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 慢性腎臓病 / 高血圧 / 交感神経活動 / 腎除神経 / 視床下部室傍核 / γアミノ酪酸 / 中枢性循環調節 / 心不全 |
研究成果の概要 |
慢性腎臓病(CKD)合併高血圧は治療抵抗性で、交感神経活動亢進の関与が大きい。治療抵抗性高血圧に対し腎除神経術(RDN)の有効性が報告され、今回CKD合併高血圧モデル動物(Nx)を用いRDNの効果、機序を検討した。 NxにRDN施行後降圧効果を認め、交感神経活動も低下した。脳内の視床下部室傍核(PVN)へ抑制性アミノ酸(GABA)受容体遮断薬微量投与実験を行い、Nxで減弱したPVNへの抑制性入力が、RDN施行後に再増強していることを観察した。 CKD合併高血圧に対するRDNにより降圧反応を認め、その機序にPVNへの抑制性入力増強作用が示唆された。
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