筋細胞特異的遺伝子MURCの腹部大動脈瘤モデルにおける機能解析

研究課題

研究課題/領域番号	26860580
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	循環器内科学
研究機関	京都府立医科大学
研究代表者	宮川浩太郎京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60725612)
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス	完了 (2015年度)
配分額 *注記	3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円) 2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円) 2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード	腹部大動脈瘤
研究成果の概要	カベオラ関連タンパク質であるMURCを単離、同定し、大動脈瘤進展の関連について研究を行っている。MURC-KOマウスでは傍大動脈へのCaCl2浸漬による腹部大動脈瘤モデルにおいて、WTマウスに比較して有意に腹部大動脈の外径、内径拡大を認め、より高度に中膜弾性線維の断裂を認めた。MURC-KOマウスの大動脈瘤モデルでは、WTマウスに比べて有意にJNKの活性が亢進していた。またApoE-KOとMURC-KOマウスの交配により作製したダブルノックアウトマウスでのアンジオテンシンⅡ持続投与による大動脈瘤モデルでは、ApoE-KOマウス、MURC-KOマウスに比べて有意に腹部大動脈瘤の内径拡大を認めた。