研究課題/領域番号 |
26860581
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
臼井 文武 自治医科大学, 医学部, 助教 (50585560)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 自然免疫 / 炎症 / 血栓症 / 自然炎症 / 静脈血栓 / 動脈血栓 |
研究成果の概要 |
近年、生活習慣病の増加を背景とする血栓症患者が増加している。本研究では自然炎症経路の1つであり生活習慣病とも関連するNLRP3インフラマソームが血栓症で重要な役割を持つと予想しその役割の解明を試みた。マウス血栓症モデルによる解析を行ったところ、野生型に比べNLRP3インフラマソーム構成分子の1つであるASCを欠損した場合のみ病態が悪化することが判明した。またその原因としてASC-KOマウス由来の血小板ではWTに比べP-selectinの活性化が有意に増加することが判明した。今後ASCの制御により血栓症の新たな治療法の開発が期待される。
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