研究課題
若手研究(B)
COPD治療におけるkey drugは吸入長時間作用型β2刺激薬、ならびに吸入長時間作用型抗コリン薬である。この二者の気管支拡張作用が気管の区域枝(3次分枝)から6次分枝において異なる可能性を示す結果を2015年のEuropean Journal of Radiologyに報告した。上記は単剤同士の比較であり、COPDが重症となると上記2剤の併用療法が用いられるため、その場合にも単剤同士で得られた気管支拡張効果の上乗せによる作用が認められるか中等症~重症COPD患者26名で検討したところ、単剤で認めた気管支拡張効果の差は明らかではなかった。本結果は近日中に英文雑誌に投稿予定である。
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European Journal of Radiology
巻: 10 号: 6 ページ: 1196-1201
10.1016/j.ejrad.2015.02.022