研究課題/領域番号 |
26860603
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
福田 康二 金沢大学, がん進展制御研究所, 特任助手 (10722548)
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研究分担者 |
竹内 伸司 金沢大学, がん進展制御研究所・腫瘍内科, 助教 (90565384)
矢野 聖二 金沢大学, がん進展制御研究所・腫瘍内科, 教授 (30294672)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | EMT / EGFR肺癌 / AXL / EGFR変異肺癌 / 第3世代-TKI |
研究成果の概要 |
変異型EGFR選択的TKIは、2016年に本邦でも承認された肺癌の治療薬である。しかし、この薬にも耐性が獲得されることが予測され、これまでの研究より上皮間葉移行(EMT)がその原因であることが示唆された。まず、EMT耐性克服方法としてAXL阻害効果を検証したが、効果は得られずAXLのEMT耐性への関与は認められなかった。一方、EMT関連転写因子のZEB1を抑制した結果、耐性株の間葉系から上皮系への逆行(MET)が起こり、感受性が回復した。さらに、ZEB1を標的にできる薬剤を探索した結果、薬剤AがZEB1を低下させMETを誘導すること見出し、EMT耐性の治療薬として有望であると考えられた。
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