研究課題
若手研究(B)
インフルエンザの診断に際して、現在医療機関で行われている検出キットの方法は非常に短時間で簡便に検出できるが、感染初期など、陰性と判定してしまうことがある。そこで、高感度のPCR法によってそのような事象を削減することを目的とする。具体的には、本来はインフルエンザに罹患しているにもかかわらず陰性と判定され投薬せず、感染拡大につながったり、易感染者の容態の悪化を防ぐということである。本研究では、キット陰性例であったが、PCR陽性例が認められた。このことで、感染初期のPCR法の効果が期待された。