研究課題/領域番号 |
26860631
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
篠崎 康之 金沢大学, 医学系, 特任助教 (60706878)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 慢性腎臓病 / 臓器連関 / トランスポーター / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
本研究は,慢性腎臓病と腸管トランスポーターとの関連を,OCTN1およびその基質である食餌由来の抗酸化物質,ergothioneineに着目して検討したものである.CKDモデルマウスの小腸では,管腔側の細胞膜上に局在するOCTN1が減少し,ergothioneineの取り込みが低下していた.Ergothioneineが欠乏しているOCTN1ノックアウトマウスのCKDモデルでは,酸化ストレスが増大し,腎線維化が増悪することが確認された.これらの結果は,慢性腎臓病において腎臓と腸管との間に臓器連関が存在すること,および腎臓-腸管連関がCKDの進展に関与している可能性を示すものである.
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