研究課題/領域番号 |
26860699
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
唐澤 直義 自治医科大学, 医学部, 助教 (60631893)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 飽和脂肪酸 / 炎症 / サイトカイン / マクロファージ / インフラマソーム / 脂肪酸組成 |
研究成果の概要 |
飽和脂肪酸はマクロファージにおいて危険シグナルの認識機構であるNLRP3インフラマソームを活性化し, IL-1betaの放出を引き起こす.しかしながら,その詳細な分子機序は明らかになっていなかった.本研究では,飽和脂肪酸によるNLRP3インフラマソームの活性化が不飽和脂肪酸により抑制されることを明らかにした.また,不飽和脂肪酸は飽和脂肪酸により引き起こされるリソソーム傷害から保護することが明らかになった.これらの結果から飽和脂肪酸過多の脂肪酸組成はリソソーム傷害を介してNLRP3インフラマソームが活性化することが示唆された.
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