研究課題/領域番号 |
26860782
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
加藤 愛章 筑波大学, 医学医療系, 講師 (90635608)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 早期再分極症候群 / 心磁図 / J波症候群 / 特発性心室細動 / 突然死 / 学校心臓検診 / 心室細動 / J波 |
研究成果の概要 |
心電図で早期再分極(J波)を有する小児の突然死リスクの評価に心磁図が有効かを検討した。一般小児におけるJ波の頻度、出現パターンについて、7,540名の健常小児の心電図を用いて解析した。中学1年生の男児では12.8%でJ波を有し、年長児の男児でJ波が多い傾向があった。J波を有した91例の心磁図の解析では、Brugada症候群のJ波は電流アロー図で特徴的な所見がみられた。他の症例では、J波を立体的な電流ベクトルとしてとらえることができたが、一貫した傾向を見出すことができなかった。今回の検討で突然死の予測には心磁図の有用性は示せなかったが、J波の詳細な検討に心磁図が有用である可能性が示された。
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