研究課題/領域番号 |
26860792
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
柴 直子 信州大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (00639289)
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研究協力者 |
中村 昭則 信州大学, 医学部附属病院, 教授 (10303471)
宮崎 大吾 信州大学, 医学部附属病院, 講師 (80596370)
福島 和広 信州大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (10421835)
吉澤 隆浩 信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (40713392)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ジストロフィン / MMP-9 / MCP-1 / MIP-2 / オステオポンチン / dystrophin / Fibrosis / Osteopontin / 筋ジストロフィー |
研究成果の概要 |
筋ジストロフィー患者の骨格筋変性におけるMMP-9の役割について、ジストロフィン及びMMP-9のダブルノックアウトマウス、MMP-9ノックアウトマウスを用いた骨格筋傷害モデルを用いて解析した。MMP-9は若年患者の骨格筋ではケモカインや炎症細胞の遊走に対する作用を介し炎症の収束遅延、組織変性の増悪を引き起こす一方で、高齢では間質線維成分を分解することで組織の線維化を抑制する作用が主体となることが明らかになった。MMP-9を標的とする治療は、若年患者には有効となる可能性があるが、臨床応用には治療を行う病期や投与期間を十分に検討する必要性が示唆された。
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