研究成果の概要 |
KD血清でHCAECを刺激したところ,炎症性サイトカインを産生した.3期間に採取したKD血清をLC-MSで分析,脂溶性分画に特異的分子を同定した.第1期の特異的分子はin vitroのバイオフィルム由来のMAMPs(セレウス菌, 偽結核菌と黄色ブドウ球菌)と,第2,3期はin vivoで形成されたバイオフィルム由来のMAMPs(第2期:セレウス菌,第3期:枯草菌/セレウス菌/偽結核菌と黄色ブドウ球菌)と同じパターンであった.セレウス菌,枯草菌,偽結核菌と黄色ブドウ球菌のバイオフィルム抽出物もHCAECから炎症性サイトカインを産生した.これらのKD特異的分子の一部はIgGに結合した.
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