研究課題/領域番号 |
26860834
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
西村 紗和 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 医員 (20707187)
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研究協力者 |
石川 博之 福岡歯科大学, 学長 (20184492)
沢 禎彦 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (70271666)
稲田 浩子 佐賀県医療センター好生館, 小児科, 部長 (90223221)
水田 祥代 福岡学園, 理事長 (30038856)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 歯の形成障害 / 小児腫瘍学 / 化学療法 / 歯の形成 / 口腔関連 QOL / 小児科学 |
研究成果の概要 |
小児がんに対する抗がん剤治療経験者の歯冠形成障害の顎骨内対称性と動脈分布の関係を明らかにすることを目的とした。通常化学療法群(26人)、超大量化学療法群(20人)の2群を設定した。統計学的解析は信頼区間検定を用いた。上顎は下顎よりも抗がん剤の供給ルートが多いため、成育歯胚が影響を受けやすく、且つ、血管分布に個人差が出やすい。従って、上顎の方が下顎よりも障害の発生頻度が大きく、対称性のみならず非対称性にも出現する可能性が考えられた。下顎は自由骨のため上顎よりも抗がん剤が蓄積されやすいためであると思われ、且つ、血管分布に個人差が上顎よりも小さいため、対称性に出現する傾向が強いことが考えられた。
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