研究課題/領域番号 |
26860842
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
臼田 治夫 東北大学, 大学病院, 助手 (60722402)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 胎児 / 胎児循環 / 体外式補助循環 / 膜型人工肺 / 人工胎盤 / 人工羊水 / 成育限界 / ヒツジ / 脳白質損傷 / 後負荷不整合 / microsphere法 / 成育限界児 / Microsphere法 |
研究成果の概要 |
ヒト胎盤循環を模した体外式補助循環 (ポンプレス人工胎盤) システムを開発し,妊娠90- 100日 (ヒト妊娠24-27週相当) のヒツジ胎仔を3日間安全に呼吸循環管理できるかどうかを調べた (n=12).4例が左心後負荷不整合に対してPDE III阻害剤による治療を必要とし,この4例中2例に脳出血と脳白質損傷が認められた.低炭酸ガス血症に関連した脳白質損傷が2例に認められた.人工羊水の細菌汚染に関連した敗血症性ショックによる脳浮腫が1例に認められた.ポンプレス人工胎盤システムを成育限界児に応用する上では,左心後負荷不整合,低炭酸ガス血症,細菌感染に対する対策が急務と考えられた.
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