研究課題/領域番号 |
26860845
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
香田 翼 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (40622882)
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連携研究者 |
岩谷 壮太 神戸大学, 大学院医学研究科・内科系講座小児科学分野, 助教 (00741430)
森岡 一朗 神戸大学, 大学院医学研究科・内科系講座こども急性疾患学, 特命教授 (80437467)
西村 範行 神戸大学, 大学院医学研究科・内科系講座こども総合療育学, 特命教授 (00322719)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | mesenchymal stem cell / umbilical cord / gestational age / gene expression / encephalopathy / lung injury / proliferation / 間葉系幹細胞 / 在胎週数 / 遺伝子発現 / 新生児低酸素性虚血性脳症 |
研究成果の概要 |
新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)は、克服すべき重篤な新生児疾患の一つである。従来の脳低温療法では十分な効果が期待できないことから、我々は新規治療法として間葉系幹細胞(MSCs)に注目した。本研究では、臍帯由来MSCs(UC-MSCs)の単離方法を確立したうえ、基礎的検討により由来個体の在胎週数が小さいほどUC-MSCsの増殖能が高く、その制御にWnt関連遺伝子群が関わっていることを明らかとした。HIEのモデル作成に難渋したが、同じく低酸素性脳症の原因となる急性肺障害モデルにおいて、由来個体の在胎週数に関わらず、UC-MSCsは肺組織における線維化や炎症細胞浸潤を抑制することが示された。
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