研究課題
若手研究(B)
妊娠母体へのヒトサイトメガロウイルス(HCMV)感染は、胎盤を経て胎児へ先天性感染を引き起こす。これまでモルモットとモルモットCMV(GPCMV)を用いて胎盤病態の解析を行っている。本研究では、胎盤由来細胞及び培養胎盤組織片を用いた、マクロファージとの共培養による、ウイルス感染伝播様式の解析を行った。胎盤由来上皮細胞(trophoblast)の培養系の樹立には至らず、胎盤由来細胞(上皮系及び線維芽細胞)及び胎盤組織を用いて解析を行ったが、本研究においては、明らかなウイルスの伝播像は観察されなかった。
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Placenta
巻: 37 ページ: 85-88
10.1016/j.placenta.2015.10.016