研究課題/領域番号 |
26860860
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所) |
研究代表者 |
爪 麻美 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), 病因病態部門, 研究技術員 (70711026)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ヒストンアセチル化 / BETファミリータンパク質 / 幹細胞 / マウス / 転写 / ヒストンアセチル化修飾 / 転写制御 / RNAポリメラーゼII / 胚盤胞 / Nanog / Oct3/4 / ブロモドメイン / 神経細胞 / 細胞分化制御 |
研究成果の概要 |
マウス胎児脳の初期発生過程において、神経幹細胞は自己複製を行うとともに神経細胞を産生するが、この過程にヒストンアセチル化修飾がどのように関わっているかはよく分かっていない。本研究では、ブロモドメインを介してヒストンアセチル化修飾に結合し、転写制御に働くことが示唆されているBETファミリータンパク質 (BET) に着目した。BETが結合するH4K5acとH4K12acの発現パターンを解析すると、神経幹細胞のS期で強く発現することが分かった。さらに、BETの機能を阻害する化学薬剤を用いた解析から、BETは幹細胞の未分化性維持に重要な役割を果たす遺伝子群の転写に必要であることを明らかにした。
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