研究成果の概要 |
好酸球性食道炎は,食道に好酸球が浸潤して生じ,喘息やアトピー性皮膚炎(AD)の合併が知られている.本研究では,ADと好酸球食道炎の合併例の把握,両疾患に共通の発症機構を解明するため1-4を検討した(1.フィラグリン(FLG)遺伝子変異の検索; 好酸球性食道炎の患者様の同意が得られず,同意を得た好酸球性胃腸炎1名とAD28名において好酸球,LDH,総IgE,TARC,特異的IgE(MAST33)を検討し,AD患者5名でFLG変異がみられた. 2.AD患者の食道病変の有無, 3.ADモデル動物の食道病変の誘発実験, 4.AD病態形成におけるthymic stromal lymphopoietin)
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