研究課題/領域番号 |
26860880
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 大阪医科大学 (2015) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
谷崎 英昭 大阪医科大学, 医学部, 講師 (90586653)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 皮膚バリア機能 / 天然保湿因子 / アトピー性皮膚炎 / 皮膚天然保湿因子 / ラマン分光光度計 |
研究成果の概要 |
アトピー性皮膚炎患者群では,健常人と比較して、角層全層にわたってNMFの有意な低下がみられ、TEWLやpHとの相関も確認された。また、アトピー性皮膚炎治療として、長期間ステロイド外用薬を使用し続けた手指では、非使用群と比して有意にNMFが低下することが確認された。さらに、入浴時の擦過行動によってNMFが低下し、入浴後より早期に保湿剤を塗布することで、より早期にNMFが改善することも判明した。今後も引き続き症例を集積することで難治性皮膚疾患の病態解析につながると考えている。
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