研究課題/領域番号 |
26860890
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
国本 佳代 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (10438278)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | proteasome / Nakajo-Nishimura / protesome inhibitor / skin eruption / プロテアソーム / 中條-西村症候群 / PSMB8遺伝子 / 自己炎症疾患 / 多発性骨髄腫 / プロテアソ-ム / PSMB8遺伝子 |
研究成果の概要 |
プロテアソーム阻害薬は皮膚障害を高率に引き起こし、中條-西村症候群(NNS)に類似した組織像を呈する。その背景にNNSの原因遺伝子であるPSMB8遺伝子の変異が存在する可能性を検索するため、プロテアソーム阻害薬による皮膚障害の皮膚生検組織8例からゲノムDNAを抽出して遺伝子検索を行ったが、変異は認められなかった。また9例について組織を検討したところ、NNSと同様にリンパ球、好中球、組織球の浸潤がみられ、付属器や浸潤細胞中心にユビキチンが陽性であった。プロテアソーム阻害薬による皮疹ではCD4陽性細胞がみられたのに対し、NNSではCD8陽性細胞が浸潤しており、その相違については検討を要する。
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