研究課題
若手研究(B)
皮膚有棘細胞癌組織パラフィン切片を遺伝子変異誘導蛋白AID(activation-induced deaminase)に対する抗体を用いて免疫組織化学を行った。97名の有棘細胞癌患者の中AIDが発現しているのは49症例であった。経過観察中再発症例では8症例全例でAIDが発現していた。リンパ節転移、肺転移例ではそれぞれ14、2症例全例でAIDが発現していた。これらの結果から、AID発現皮膚有棘細胞癌症例は予後が悪い可能性が示唆され、今後皮膚有棘細胞癌の予後を占うマーカーの1つにAIDが用いられることが期待される。
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
Journal of Dermatology
巻: 43 号: 4 ページ: 453-454
10.1111/1346-8138.13224
Onco Targets Ther
巻: 8 ページ: 2045-2051
10.2147/ott.s62102
Experimental Dermatology
巻: 24 号: 3 ページ: 183-184
10.1111/exd.12617