研究課題/領域番号 |
26860928
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
淵上 学 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (40403571)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心的外傷後ストレス障害 / 脳由来神経栄養因子 / PTSDの病態 / PTSDの新規治療法 |
研究成果の概要 |
PTSDモデル動物を用い、恐怖記憶の消去障害の形成に関与する脳由来神経栄養因子(BDNF)の役割を検討した。PTSDモデルラットは恐怖記憶の消去障害を呈し、恐怖条件付け後の消去訓練直前におけるBDNF発現が、PFC、海馬ともに減少していた。次にIL mPFC、腹側海馬へのBDNF投与によってのみ、恐怖条件付け24, 48時間後の時点で有意なすくみ行動の短縮を認めた。 BDNF投与はPTSDの新たな治療手段となり得る可能性が示唆された。
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