研究課題/領域番号 |
26860934
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小田 祐子 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 特別教員 (70721265)
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研究分担者 |
前川 敏彦 九州大学, 医学研究院, 助教 (40448436)
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連携研究者 |
飛松 省三 九州大学, 医学研究院, 教授 (40164008)
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研究協力者 |
廣永 正人
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | bipolar disorder / ASSR / MEG / MRI / binaural / monaural / 双極性障害 / 脳磁図 / 片耳刺激 / 聴覚刺激 |
研究成果の概要 |
現在の精神医療において、双極性障害(BD)の診断が遅れ、適切な治療が受けられない理由としてBDの生物学的基盤解明による診断方法や治療マーカーの開発の遅れが挙げられる。今回聴覚神経回路機能の指標の一つである聴覚定常反応(ASSR)の脳磁図研究を行った。両耳刺激のASSRで上側頭回領域における時間周波数解析で、健常者ではパワー値と位相同期度の増強が一貫して見られたが、BDではそれらが認められなかった。また片耳刺激による左右差の検討では、BD においてで右半球の安定性の持続が見られた。脳磁図は非侵襲で被験者の負担が少ない利点があり、ASSRのBDバイオマーカーとしての有用性を今後も検討する。
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