研究課題/領域番号 |
26860938
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
千葉 悠平 横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (50722500)
|
研究協力者 |
平安 良雄
勝瀬 大海
藤城 弘樹
鎌田 鮎子
須田 顕
斎藤 知之
伊倉 崇浩
服部 早紀
阿部 紀絵
戸代原 奈央
山口 博行
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 精神免疫学 / 脳器質性精神疾患 / 辺縁系脳炎 / 自己免疫性脳炎 / NMDA受容体脳炎 / 橋本脳症 / 自己免疫脳炎 / 自己抗体 / 難治性精神疾患 / NMDA受容体 / 器質性精神疾患 / 自己免疫性精神疾患 |
研究成果の概要 |
本研究では、抗NMDA受容体抗体が、精神症状、認知機能の出現に関連する可能性について検討するために、難治性精神疾患患者の中で抗NMDA受容体抗体を有する者について調査を行った。結果は、ケースシリーズとしてステロイドパルス療法の効果を認めた症例とレビー小体型認知症の特徴を有する症例を報告した。また、難治性精神疾患患者の認知機能と抗NMDA受容体抗体価の関係を明らかにした。これらの結果から、精神疾患患者の中で免疫学的異常を有する者の存在が示唆され、今後免疫異常を持つ精神疾患の治療について免疫療法の適応の可能性を示唆する成果を得ることができた。
|